ゴールでいい?Microsoft「Designer Compact Keyboard」レビュー。

ゴールでいい?Microsoft「Designer Compact Keyboard」レビュー。

2021年1月29日

個人の好みが顕著に出るアイテム、キーボード。

薄くて軽くて、安っぽくなくて、ストロークが浅めでパチパチ打てて、Bluetooth接続ができるキーボードが欲しかった。AppleのMagic keyboardみたいなやつ。(Windowsでも使おうと思えば使えるけど設定やらがめんどくさい)

そして見つけた。やったぜ。


Microsoft「Designer Compact Keyboard」

購入したのはMicrosoftの「Designer Compact Keyboard」。これまでのMicrosoftのキーボードはパチパチとした打鍵感は好みだったのですがテンキー付きで大きなものばかりでした。今回ついに打鍵感そのままのテンキーレスキーボードが発売されたようなので見つけた瞬間ポチってしまったという感じ。(発売自体は12月)

テンキーなくてもいい天気。買ってよかった。

ポイントまとめ

イイところ

・薄い、軽い、カッコいい、パチパチ打てる、Bluetooth接続

・「無変換」「変換」キーが「アルファベット入力」「日本語入力」キーに置き換わってる

・「絵文字キー」がある

イマイチなところ

・充電式ではなく電池交換式(ボタン電池)

・傾斜がほぼない

・矢印キーのレイアウトが逆T字じゃない


本体はこのような感じ。国内版なのでレイアウトはJIS。特にキーに過不足もなく不自然な大きさのキーもないように感じました。

手触りは100%プラスチックという感じではなく、ちょっとシリコンが混ざったような摩擦のあるしっとりした感じ。

F1キーを見れば分かるとおり、3つの機器をBluetooth登録することができるようです。私は1つで十分ですが…。

ちなみに今回購入したカラーはグレイシア。つまりグレー。他のカラーとしてはマットブラックがありました。

裏面は非常にシンプル。電源スライドボタン左にある矢印の方向にカバーをズラすと電池ゾーンが出現。ボタン電池とか久しぶりに見たような気がします。(電池は付属します)

1回の電池交換で最長36ヶ月程使用可能とのことですが個人的にはバッテリー充電式がよかったなと思います。ボタン電池なんて常備してないので電池切れの時にコンビニかスーパーに走ることになりそう。

傾斜はほぼないと言ってもいいと思います。使っていては水平なんじゃないかなと思うレベル。近いうちに対策しようかな。


このキーボードの好きなとこ。スペースキーの両隣はいつものキーボードなら「変換キー」「無変換キー」があると思いますが、このキーボードは「アルファベット入力キー」「日本語入力キー」になっています。最近登場したSurface Laptop GOからこのキーが採用されたようです。これからはこのキーを使っていくのかな。

どういうキーかと言うと見た目そのまま。「アルファベット入力キー」を押すと「aaa」になって、「日本語入力キー」を押すと「あああ」になります。「ハンカク/全角キー」をそれぞれの効果を持つ2つのキーに分けましたって感じですね。Macユーザーは馴染みやすいかも。

『半角入力に切り替えるために「半角/全角キー」を押したら実は元から半角入力だったから全角入力に切り替わっちゃいました!』なんてことがなくなります。やったね。

(設定を変えれば「変換キー」「無変換キー」も同様のことができます)

もちろん「半角/全角キー」も搭載されてるので今まで通りの操作も可能です。

「変換キー」「無変換キー」とは設定そのものが違う為、ATOK等のソフトウェアが正常に動作しなくなる可能性があるようです。気をつけましょう。

デザインもかわいい

そしてこの「絵文字キー」

これを押すだけでWindows標準の絵文字ウィンドウを呼び出すことができます。Twitterがまた楽しくなっちゃうぜ。

こんなやつ

絵文字はもちろん諸々の記号も選べるので「あの記号、なんて入力すればいいんだ・・・?」ってことも少なくなる。すごいぜ。

(他のキーボードでも『「Windowsキー」+「.キー」』で呼び出せます)

逆に「うーん…」なところ。矢印キーが逆T字じゃない。

このレイアウトだとたまーに打ち間違えしちゃうんですよね…私だけ?

左は小さめのキーボードでは無理か。

Magic keyboardとの比較

Macをメインに使っていた頃に使用していたMagic keyboardが手元にあったので比較していこうかと思います。その方が分かりやすい方には分かりやすいかも。

兄弟かな?
右:Magic 左:Designer

寸法の違いはこんな感じ。横幅はDesigner Compact Keyboardのほうがほんのちょっと大きいけど、縦幅はMagic keyboardのほうがちょっと大きい。

キーの大きさはMagic keyboardの方がキー数が少ない分余裕を持った大きさかなと。

横から見るとちょっと印象が違いますね。Designer Compact Keyboardはまるっとしていてパステルな感じ。

傾斜についてはパッと見同じくらいですが少しだけMagic keyboardの方が角度が付いています。やっぱりDesigner Compact Keyboardは対策しなきゃ…。

キーの高さはほぼ一緒!打鍵感もほぼ一緒!

強いて言うならDesigner Compact Keyboardの方が少しだけ柔らかい打鍵感かも。


まとめ:個人的には限りなく理想に近いWindows用キーボード!

以上がDesigner Compact Keyboardに対する感想でした。

使い始めてまだ数日というところですが、今のところめちゃくちゃ満足しています。100%理想なものとは言えないけれど足りない要素は全て許せる範囲。不具合が出るまではこのキーボードを使っていこうかなと思っています。

同じように小さめでキーが浅いWindows用キーボードって安っぽい(実際に安い)ものが多いのですが、今回のものは質感もしっかりしているので私と同じような好みの方は満足できる一品なんじゃないかと思います。価格も高くはないし。

外出自粛で自宅PC環境にこだわりたいと考えている方には是非一度触ってみて欲しいと思います。これは結構強くオススメできますよ!

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