2020年も早いものでもう1ヶ月を切りました。
はやい…はやくない…?
2020年は個人としては特に激動の年というわけではありませんでしたが、新卒で入った会社(3年目)に飽きてきたので2021年は転職か脱社畜を目標に頑張っていこうと思っています。
さて、今回の記事はGeekDays(@_0_Zero)さん主催の「今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2020」12/3(木)の記事になります。
毎年「読む側」だった私ですが、今年はブログを書き始めたということもあり「書く側」として参加させていただきました。(結構感動してる)
2020年のベストバイは「Google Pixel 5」
2020年に最も買ってよかったと思えるモノ。
悩むことはありません。それは「Google Pixel 5」です。
発表直後は「スペックがミドルレンジクラスだったり特に尖った部分があるわけでもない、使っていてつまらなそうなスマホだなぁ」と思っていました。
しかし発表から一夜が明け、紅茶を飲みながらぼーっと公式サイトでスペックやデザインを眺めている時に「あること」に気づくハンカク。
四方のベゼルが均等で美しい…。
昨今のスマートフォンはベゼルを削りに削って画面を広くする傾向がありますが、どれだけベゼルを削ってもディスプレイの構造上ベゼルの一辺は他辺と比べて太くなってしまいます。
(対策は可能らしいですが設計がなかなか面倒らしく、そうしてしまうと価格が高くなってしまうそうです)
私はそんな「一辺だけベゼルが太いスマホ」があんまし好きではないので、今回のPixel 5がそうでないことに気づいた瞬間にポチってしまいました。
ベゼルとは細いことよりも均等なことの方が大事。
とはいえこれだけの理由でまさかベストバイにまで登りつめてくるとは思ってもいませんでした。
細かなデザインについてはこちらのファーストインプレッションをご覧ください。
外出先withマスクでも楽チン!「小型軽量」と「指紋認証」
Pixel 5の特徴として「小型軽量」「指紋認証」ということがあります。
小型であるということはユーザーによってはデメリットになってしまいますが、常に持ち歩くアイテムとしてスマートフォンが軽いということに越したことはありません。
Pixel 5は片手操作ができる端末サイズでありながらも6.0インチというなかなかに大きい画面サイズをしています。にも関わらず重量は151g!
この重量であれば長時間操作していても疲れにくいですし、ポケットに入れても重さでポケットが歪な感じになることもないです。
ちなみに画面サイズがほぼ同じの下記のスマホたちの重量はこのような感じ。
Pixel 5(6.0インチ) | 151g |
---|---|
iPhone 12(6.1インチ) | 162g |
iPhone 12 Pro(6.1インチ) | 187g |
iPhone 11(6.1インチ) | 194g |
Xperia 5 Ⅱ(6.1インチ) | 163g |
そして「指紋認証」があることで「Quality of 外出」を下げずに済みます。
外出にマスクが必須になってしまった昨今、顔認証のみのスマホは個人的にクリティカルなストレスになるので手に取りたくなるのはやっぱり指紋認証のPixel 5。
マスクなしであれば顔認証の方が便利でセキュリティ的にも優れていると思うのですが、こういうご時世になってしまったのでやっぱり指紋認証があると助かります。
スキのない楽しいカメラ
Pixelシリーズといえばカメラ。今回の5で初めてPixelを購入しましたが、噂に違わぬカメラだったと思います。
ただ購入前と購入後ではイメージが全く違いました。購入前は「綺麗に撮ることができるからスゴイ」と考えていたのですが、購入後の今では「楽しく撮ることができるからスゴイ」という印象になっています。
「寄れる」:ポートレートモード
まるで一眼カメラで撮ったようなボケが再現できるポートレートモード。Pixelだけでなく最近のスマートフォンの多くにこのモードが搭載されています。
しかし私は2つの理由から、Pixel 5を手にするまでこのモードを日常で使ったことがほぼありませんでした。
まず一つの小さな理由は「被写体の認識が甘く、ボケ感が変になることがある」
これはPixel 5もままあることです。コンピュータにもミスはあります。仕方がない(心が広い)
そしてもう一つの大きな理由は「被写体に寄れない」
これが本当に痛い。例えばiPhoneはポートレートモードで被写体に寄ると「離れてください」と表示が出ます。そして被写体が認識されるまで指示通りに離れると「えっ、こんなに遠いの?」というところでやっと被写体が認識されます。これが許せなかった。(望遠レンズ搭載機種は比較的近くで認識されるみたいです)
Pixel 5はここまで寄れる。超楽しい。
被写体の切り抜きも比較的いい感じ。(耳の部分がちょっと甘いかも)
前ボケもいい感じでは?スゴイぜ、Pixel 5。
暗くても忠実な色再現:ナイトモード
暗い場所でも明るく写真を撮ることができるナイトモード。
ナイトモードは特にメーカーごとに色味の差が出る機能だと思いますが、Pixel 5は比較的「目に見える色」に近い色味を出してくれると感じました。
SNSで映える色味とは違いますが、バランスの良い色味だからこそ多く方に好かれる色味になっていると思います。
明るすぎず、派手すぎず。謙虚ながらもキレイなナイトモードだと思います。
お出かけをさらに楽しく:超広角レンズ
景色などを広く切り取ることができる超広角レンズ。
1年前のPixel、Pixel 4は超広角レンズがなく、遠くのモノを大きく撮影できる望遠レンズが搭載されていましたが、今回のPixel 5は望遠レンズがなくなり超広角レンズが搭載されました。
それによって旅行先で見た景色を広く撮影することができたりと撮りたいものを撮りたい形で撮影できるようになったと思います。
欲を言えばPixel 4の後継機種として望遠レンズを残してトリプルレンズ構成にしてほしかったとも思ってしまいますが…。
海に行きたい。
私は旅行先のサブカメラとしても愛用しています。一眼カメラを構えにくい場所や撮影に時間をかけることが出来ない場面ではポケットからPixel 5をサッと取り出してサッと撮影しています。スマホの強みですね。
ご飯カメラとしてもいい感じ。
ただ一つの欠点:クソデカシャッター音くん
シャッター音がうるさいです。消せません。
家電量販店で試してみてください。うるさいです。
最初は不良品かと思いました。どうやら仕様のようです。
ハァ〜〜〜〜〜…
総評:スマホはこれくらいでいいんだと思わせてくれた一台
性能もハイエンドではなくミドルレンジであり、カメラも多眼化の流れから離れてレンズは2つ。Pixel 4のSoliレーダーのような飛び道具もない今回のPixel 5。
当初はなんの面白みもないと思っていましたが、実際に使ってみるとなんの不満もなくむしろ完成度の高さに驚かされました。
同時に「ああ、スマホって必ずしも”””強いやつ”””を使わなくていいんだ」と認識を改めることができた一台になったと思います。
……と言いつつも来年も色々買ってそうだなぁ。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。是非あなたの「買って良かったもの」も教えていただけると嬉しいです!
本ページは広告及びアフィリエイトプログラムにより収益を得ています。