いい椅子夢気分。椅子は中古もいいっすね。

いい椅子夢気分。椅子は中古もいいっすね。

2021年7月21日

良い椅子を買いました。超快適。

これまで数千円で購入したノーブランドのデスクチェアを8年程使用してきたのですが、最近になって座面のクッションが潰れてしまったのか、長時間座っているとお尻が痛くなるようになってしまいました。

基本的に在宅ワークで日中はずっと椅子に座っているので流石にコレはいけないなと思い、今回新しい椅子を購入しました。新しいとは言っても中古なんですけども。でもこれがまた「この満足度なら中古を選んでよかったな」という感じ。

今回は同じように椅子を買いたいけど中古で大丈夫なのかなと考えている方もいらっしゃると思うので、何故中古の椅子を買ったのか、中古にしてよかったのかということをお話しさせていただければと思います。

ちなみに椅子の詳しいレビューとかはないです。椅子って他人の話を聞くよりかは自分でお店に行って実際に座るのが正しい選び方だと思うので。しっかり座って「自分に合ってる」と感じた椅子を選びましょう。



買った椅子:HermanMiller Aeron Chair

my new chair…

購入した椅子はハーマンミラーのアーロンチェア。ちょっとお高いデスクチェアについて調べると大体1番目か2番目くらいには出てくる有名なやつ。

座面も背もたれも広くて座っていて楽チンだし、クッションではなくメッシュ素材で蒸れにくいので夏場も快適。デザインも「THE デスクチェア」って感じでカッコいいぜ。置いてあるだけで「デキる社会人の部屋」って感じになります。モテそう。モテろ。

数年前にデスクチェア専門店でいろいろな椅子を試座したときに「自分に合ってるのはアーロンチェアかなぁ」と決めていたので今回アーロンチェアにしました。当時は使っていた安い椅子でも不便なかったので購入には至りませんでしたが。あと新品だと高すぎるし。

しかしながら、今回ついに安物の椅子くんが寿命を迎えてしまったので購入に踏み切らざるを得なかったというわけです。


中古で買った理由

使っていた椅子が寿命を迎え、さてどうするかと専門店のオンラインストアやメーカー直販サイトを眺めていると0がたくさん並んだ価格が表示されて頭が痛くなったのを覚えています。

お財布が壊れるなぁと泣きそうになりながら購入するモデルを選んでいる時、ふと「そもそも新品を買う必要ってないのでは!?」となっていろいろ考えた結果、中古を購入することに。

その結論を出すまでにいくつか理由(言い訳)があるのでそれをお話しします。

中古を選んだ言い訳

  • 安い!
  • 現行(新品)も型落ち(中古)も機能的にそこまで変わらないのでは?
  • 保証なしでもよくない?

まず1番大きな理由はやっぱり「安かったから

当然と言えば当然。

購入したアーロンチェアの新品定価は大体20万円前後。流石にポンと出せる価格ではありません。下手すれば10年くらい使うものなのでローンとかでもよかったのですが、やっぱり20万という価格に圧されてしまいました。

しかし今回購入させていただいたオフィスバスターズさんでは大体10〜5万円前後(モデルや状態によって前後します)で私は6万円で購入することができました。これが個人が利用した中古ならちょっと心配ですが、オフィスバスターズさんが取り扱っているのは「法人が利用したもの」とのこと。印象的には個人利用の中古よりはまともそうに感じます。

メルカリやラクマでも探せば出てきましたが、流石に椅子を個人売買するのは…嫌ですね。


次の理由は「中古も新品も機能的にそんなに変わらないのでは」ということ。

スマートフォンを始め、ガジェット系とかであれば年々技術が大きく進歩しているので必然的に「新しいものが強い、快適」という印象があります。(個人差)(端末差)

しかし椅子みたいなそういう系のものは、技術進歩はあれどモデルが新しくなっても変わるのは細かな操作性だったりと「座り心地には大きく影響がない部分」が主なのかなと感じました。使っている方の感想を見ても「アーロンチェアの新モデルが出たので買い替えました!」という人よりは「10年前にアーロンチェアを買って今も使い続けてますが不便ないです!」という人の方が多いしね。いつのモデルを買ってもある程度の快適性が得られるってこと。

であれば別に現行モデルである必要はないと考えました。


3つ目の理由は「保証はなくてもいいのでは

確かに保証があるに越したことはありません。例えばハーマンミラーの製品であれば正規販売店で購入することで12年間の保証がついてきます。超安心。

それに対して中古購入だと保証はなし。(オフィスバスターズさんでは7ヶ月の保証はあります)壊れたら有償修理かそのまま利用。致命的なものならさようならという感じ。

こう見ると安い買い物じゃないし20万出しても新品の方がいいのでは?という印象を受けるような気もします。しかし「たった数千円の椅子でも不便なく8年も使えた」という事実が私の中のその印象を拭ってしまいました。

高い椅子は剛性を含めつくりがしっかりしていると思うので、中古でも同じように8年くらい、短く見積もっても5年くらいは使えるのではと思っています。それでいて価格は新品の1/3程度。じゃあ壊れたとしても2回までなら同じような中古に買い替えても別に損はしないよねという感じ。買い替え3回目までに12年経ってたら私の勝ち。12年未満なら負けということです。


以上のような理由で中古を購入することにしました。

今回は中古を購入しましたが、お財布に余裕があるなら新品を購入した方が総合的な満足度は高いんだろうなと今でも思っています。しかし自分の今の状況的には中古でも別に困らないなということでこういう選択になりました。



中古とはどういう状態なのか(傷や汚れ)

中古の椅子を買う上で心配なのが分かりきっている「価格や保証」よりも「実際はどういう商品状態なのか」ということだと思います。商品紹介ページである程度の状態は書いてあるけどいざ届いたら想定以上に傷があったみたいな状況も考えられますしね。怖いぜ。

今回私はオフィスバスターズさんで下記のように「商品状態:B+」のアーロンチェアを購入しました。(ぱっとみだと在庫の半分以上がB+な感じ)

ステータス(?)はこんな感じでした

機能が生きてるならそれでいいやと思っていたので安さ重視で選びましたが、届くまではちょっとヒヤヒヤ。結果的には「この程度の傷や汚れか」という感じでしたので後悔はないです。

そして実際に届いた椅子の比較的目立つ傷や汚れの写真が↓

背もたれのフレーム部分にスレ
座面のフレームにスレ
アームレストの調整パーツ周辺に複数の細かな傷

大体このようなレベル。他にも極小の傷がチラホラという感じ。この程度であれば大抵の方が許せるレベルなのではないでしょうか。逆にコレが無理なら大人しく新品を買おう。

そして嬉しい誤算として。メッシュチェアの心臓ともいえる座面や背もたれのメッシュは想定以上に綺麗な状態でした。

変なたわみもなく、優しく背中からお尻にかけて包み込んでくれます。嬉しいぜ。もちろん、座ると異音が鳴るとかもありませんでした。機能はバッチリで傷や汚れは許せるレベル。

こんな感じで思った以上に商品状態は良好でした。少なくともオフィスバスターズさんでならB+以上であれば安心して購入出来るのではないかなと思います。

不安なことがあれば購入前に「この椅子の傷の部分の写真ください!」とかメールで連絡すれば追加の写真を撮影して送ってくれるみたいです。私はめんどくさかったのでしませんでしたが。でも急ぎとかでないなら連絡してみたほうがいいと思います。



まとめ:椅子は中古でもOK。問題はどう選ぶか。

デスクワークの相棒

以上が椅子は中古でいいっすねというお話しでした。

ただ椅子に限らず中古商品なので「同じ色、同じサイズ、同じ状態」というものはふたつとしてありません。「お金が貯まったらこの中古買おう!」と思ってブックマークしていてもいざ「買うぞ!」という時に売却済みになっているということもあります。この点だけ注意が必要。

とにかくまずは実物に座れる専門店や家具屋さんで「どの会社のどの椅子が自分に合っているか」を目星をつけておきましょう。その後にそれら候補達の中古を漁ってみて「大体これくらいで買えるんだ」と把握しておくと気持ち的に楽なのかなと思います。

良い椅子と言っても結局は椅子なので座った瞬間「うおー!すげー!」と感じることはありません。しかしながら、ずっと座っていても体のどこかが痛くなったりということもないので「椅子が作業の邪魔する」ということがなくなります。それだけでもちょっと高い椅子にお金を出す理由になるのではないでしょうか。

中古はそれをちょっとお手頃にしてくれるナイスな手段だと思います。イスだけに。

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