2022年、まずはこのカメラとレンズで。そしてまだ見ぬ仲間たち。

2022年、まずはこのカメラとレンズで。そしてまだ見ぬ仲間たち。

2022年2月20日

2022年……開幕…!!!

年が明け、ついに2022年がやってきました。年と職が変わるやいなや地方勤務を命じられて「平日地方週末東京」というなかなかに忙しい日々を過ごしています。在宅勤務でダラダラできた2021年と違って趣味の時間を取りにくい2022年となっていますが、どうにか休日を有意義に使って出かけたり、インプットアウトプットができる機会を増やしていきたい…。

さて、そんなちょっとハードめな2022年ですが、先日の記事に書いた通り今年は「カメラを頑張る年」にしたいなと思っています。「出かけて、撮って、ブログを書いて」そんなサイクルができたら最高なのでは(だからこそ仕事が忙しくて思ったより自分の時間がないのが本当につらい…)

今回はその目標を共にする予定の「2022年始まり時点でのカメラとレンズの布陣」そして「2022年に欲しいレンズ」についてお話しさせていただければと思います。



今年もSONY Eマウントで突き進む

本題の前にまず前提を。

私はEマウントの民(SONYのカメラユーザー)です。なのでこれから紹介していくカメラやレンズもEマウントのものだけ。

去年の初夏くらいに富士フイルムから乗り換えたのですが、SONYのカメラは(慣れると)片手操作がしやすいし、突然電源が落ちたりという挙動もなく「乗り換えてよかったな」と感じています。センサーサイズがAPS-Cから35mmフルサイズになったのもなんか強くなったような気がしていい感じ。(センサーサイズは人によって考え方や用途が違うので「絶対的にフルサイズのほうが強い!」ということはないけど)

今のところEマウントに不満もないので2022年以降も引き続きお世話になる予定です。撮れる画も大好きですし、愛着もあるし。マウント替えはもうしない…SONYが新たなマウントを作ってEマウントをほったらかしたりとかしない限り…。


ボディ:α7Rlll

まずメインのカメラは「α7Rlll」これホント好き。

SONYのフルサイズミラーレスカメラ「α7シリーズ」の中でも高画素モデルであるRラインの一機種。約4200万画素という高め画素数なのでパキパキな写真を撮ることができます。ジャストなピントでパシャっと撮れたときはめちゃめちゃキモチイイ。

既に後継機種らしい「α7RlV」やマイナーチェンジモデルらしい「α7RlllA」なんてものも存在していて、所謂「型落ち」です。それでもまだまだ一線を張れるスペックですし、型落ちになったことで中古も安めになったりと色々とお得なカメラ。

購入したきっかけはマイチェン版登場による特価販売だったけど、今では立派な相棒。(在庫限りの新品が20万ちょっととか言われたらそりゃ買っちゃうよ)

デザインも結構好きで、「The カメラ」という感じの黒の中にワンポイントでオレンジ色(シナバーという色らしい)があしらわれてるのがスマートでカッコイイ。

使いやすさについては前述しましたが、やっぱり右手だけで大体の操作ができるのはホントに便利。ファインダー除きながら設定をグチャグチャする時とか。

ただ一つ不満というか、自分に合ってない部分。それは「グリップ部分が小さくて浅いこと」。自分の手が大きめということもあるのですが、右手でグリップを握り込むと指が余ってしまうんですよね。だから体勢や構図によっては安定して持てないことが。もう慣れてしまったので不満とまではいかないけれど、こうだったらよかったなという部分。(Nikonとかはグリップが深くて持ちやすかった覚え)

グリップとか買おうかしら…(良さげなモノがない


レンズ①:SEL2470GM

レンズ1本目は「SEL2470GM

はんたりのリーサルウェポン。

名前の通り焦点距離24mm~70mmという「ちょっと広め~ちょっと望遠」の便利な標準ズームレンズで、F値も2.8通しという明るい便利なやつ。いわゆる「大三元レンズ」の一角。

そしてSONY純正レンズの最高峰「G Masterレンズ(通称:GMレンズ)」の一つ。G Masterレンズとは「ボケが綺麗なのにそれでいて解像感もパキパキ」という、SONYが威信をかけて作っているフラッグシップレンズ。もちろん価格も最高峰なんですけど。

写りは当然として、レンズ自体の質感もすごくGoodなんですよね。レンズを眺めてるだけでもジュースがすすむレベル。α7Rlllに装着するだけで絵になるから「カメラを撮るカメラ」が欲しくなるのは困りものでしたが。

ボケ方がうるさすぎない

実際に使ってみると「コイツ1本あれば十分では…?」と思っちゃうくらい便利ですごい奴。いやほんとに。

広めの画角では風景も撮れちゃうし、望遠寄りだとポートレートや物撮りも余裕。しかもどれも綺麗な写りで非常に楽しい。ボケ方がね、めちゃめちゃ好き。絞れば写真全体の解像感も楽しいことになるし。

強いて言えば弱点が一つあって、すんごく重い。レンズだけで約900gで、カメラボディよりも重いんですよね…。(α7Rlllは約650g)合わせると約1.5kgにもなるので長時間撮影となるとなかなか疲れる。鍛えなければ。

それでもF値2.8通しの標準ズームレンズを買えばめちゃ楽しいし便利なので、これからカメラを始める方にはめちゃおすすめです。主要なカメラメーカーならあるはずなので。他メーカーのことはよく知らないんですけど。

オシャ物撮りもいける(なお被写体)

レンズ②:SEL35F14GM

レンズ2本目「SEL35F14GM

はんたりのお散歩レンズ。

焦点距離35mmで開放F値1.4の単焦点レンズ。めちゃめちゃ明るいです。(F値が小さいほど明るくてボケる)単焦点ということでズームが出来ず、便利かどうかと言われると便利ではないのですが、個人的に35mmっていう焦点距離が好きなんですよね。「今カメラ構えたらこんな感じの構図かな」っていう「想像上の画角」と35mmという画角が結構合致するというか、なんというか個人的に親しみやすい画角。

そしてこちらもGMレンズということでレンズの質感が超好み。これもSEL2470GMと同じでα7Rlllに装着すると一体感がすごい。このあたりの満足感もしっかり考えられてるんだなぁ。

楽しかった星空撮影(めちゃ寒かった)

写りについて、明るいレンズということで「夜」に撮ると良さが分かりやすい。もちろんお昼に撮っても良い感じなのですが、今回は夜の写真のみ置いておきます。

当然、夜撮影の代表である星空なんかも綺麗に撮れます。初めての星空撮影で撮った写真ですが、三脚を使って設定さえ問題なければこれくらいはいけます。楽しいのでみんなカメラを買おう。それにしても肉眼で見えるよりも多くの星を映すのでカメラ側で生成してるんじゃないかと思ってしまうレベル…すごいぜ。

お台場海浜公園での一枚

そしてこちらがTHE 夜景。夜だろうが明るく賑やかな写真が撮れます。夜空もビル群付近の明るい部分から暗い部分にかけてのグラデーションが綺麗で楽しい。

ズームレンズ程便利ではないけども、単焦点レンズでしか撮りにくい、撮れない写真があると考えると自分に合う画角のものが1本あるとなかなか楽しいと思います。みんなカメラを買おう。


サブカメラ:α7C + SEL50F25G

そして2台目カメラ「α7C」と3本目レンズ「SEL50F25G

当初「カメラを撮るカメラ」として購入したのですが、思った以上に取り回しやすかったので「とりあえずバッグに突っ込んでおく用カメラ」に昇格したやつ。

α7Cは「α7シリーズ」のコンパクトモデル。こんなに可愛くてライトな感じなのにセンサーサイズは35mmフルサイズというミステリー。ボタン類とか一部ハショられてる部分もありますが、写りは普通にキレイだし、現行α7シリーズの中では一番安いのでカメラデビューにピッタリな機種だと思います。あとシャッター音が「パショ」って感じでカワイイヨ。

レンズは焦点距離50mmで開放F値2.5の単焦点レンズ。性能も十分いい感じなのですが、注目すべきはその大きさと軽さ!重量が約170gなのでもう霞のようなもの。

でもなぜ個人的に親しみやすいと感じる画角「35mm」ではなく「50mm」なのか。これには理由が2つあります。

1つ目の理由は「画角50mmのレンズが『標準レンズ』と呼ばれるものだから」

画角50mmは人間の視野に近い画角で大きさや遠近感が自然に近い感じと言われていて、とても汎用性にある画角らしいです。なのでその良さを知るためにこの画角を選びました。実際に使っていて広すぎず狭すぎずで使いやすいと感じています。

2つ目の理由は「この大きさのレンズに35mmがなかったから」

ほぼ同じ大きさの40mmレンズはあるのですが、そこを妥協するくらいなら新たなチャレンジとして50mmを買ったほうが楽しいよねって感じ。どうしても35mmで撮りたければSEL35F14GMがありますし。(マウントが同じなのでα7CにSEL35F14GMを装着することができるんです。便利)

α7CとSEL50F25Gは「写真撮りに行くぞ!」と意気込んで使う立ち位置に置いていないので、日常の中でスマホで撮影するような気持ちでパシャパシャと使っています。こんな感じでご飯を撮影したりとか。

大きなセンサーを積んでいるのでしっかり背景がボケて、気軽に撮影の楽しさを感じることができるのはホントにいいカメラだなぁと思います。

ふと「あ、この風景いいな」と思ったらサッとバッグから出してパシャリと撮れる良さ。カフェとかで「The カメラ」って感じの黒くて大きいカメラを取りだすと、周りのお客さんに「なんだなんだ」って思われるのですが(被害妄想)α7CとSEL50F25Gの組み合わせなら周りを威嚇することなく撮影ができるので、そういう意味でも気が楽。好き。



2022年に買うレンズ:SEL70200GM2(予約済)

今のレンズ構成には概ね満足しているのですが、使っていてたまに「もっと望遠力が欲しいな」と思うことがあります。「富士山撮影」とか「友達の結婚式撮影」とか。そういう時、現状のレンズ構成ならSEL2470GMでどうにか頑張るのですが、やっぱりベストなのは望遠レンズを買ってしまうことなんですよね。

なので思い切って望遠ズームレンズ「SEL70200GM2」を予約しました。去年発売したばかりでものすごく人気らしく、予約した時点(2月)で約4か月待ちという感じ。納品まで貯金しなきゃ…。

SEL70200GM2は名前の通り焦点距離70~200mmのGMレンズで、開放F値2.8ということで大三元レンズの一角です。つまりこれを買ったら大三元レンズ3本のうち2本が揃う…ってコト!?

正直使いどころが限られる望遠レンズでこのクラスを買う必要はないのかなと思ったのですが、安価なレンズで済ませたところで「もっと上があるんだよなぁ…欲しい」となるのが目に見えてるので、だったら最初から頂点取ったろうやないかという流れ。

レンズ沼って怖い。



車という「脚」も欲しい

カメラを頑張ろうとすると結構電車と徒歩では難しい移動が多くなります。例えば星空撮影だったら、深夜に移動かつそもそも電車では難しい山の中で撮影しないとダメだったり。大自然系は大体そんな感じ。

なので必然的に必要になるのが車という「脚」

最近流行りのカーシェアで済ますという手段もあるのですが、そこはオタクの悲しい性。自分のものを持ちたくなってしまうんですよね。

ということで車を選ぶ上で個人的に重視するポイントが以下。

  • デザインが好み
  • イマドキの便利機能が搭載されている
  • オプション込みで250~400万円という価格帯

これらの要素で色々眺めてみた結果、とりあえずの候補が出ました。

まずは言わずと知れたオシャレカー「MINI

外見についてはほぼ100点で大好きなやつ。丸目がかわいくてGoood。でも内装はそこまで好みじゃなかったりする。カーナビ周りとかが特に…。

便利機能についても大元がBMWという大手メーカーということで、しっかりとイマドキ機能を搭載しています。MINIはタコメーター搭載のイメージだったのですが、最新モデルではしっかりディスプレイメーターになってるんですね。すごい後付け感があるけども。

ただ価格が非常に高い。オプションを吟味すれば400万には収まるのですが、欲しいものを欲しいだけつけると予算オーバーなんですよね。悩ましい。

次に日産「オーラ

外見については嫌いじゃないけど、大好きとまではいかないというレベル。でも有償塗装のステルスグレーという色がカッコいいのでもし買うならその色かなと思っています。上位グレードだと内装が結構好みで、IKEAというかニトリというか「小奇麗にまとめました感」がGood。

便利機能は国産の新型ということで当然搭載されています。その他オプションを盛り盛りにしても300万円強という価格帯も良い感じ。


どちらの車種も悩ましいのですが、私は車については超好きというわけでも詳しいわけでもありません。なので候補以外の車種でも実際に見たり試乗してみたりしてフィーリングが合ったらポンと即決してしまう可能性もあります。突然候補以外の車を買いました報告とかしてもびっくりしないでね。

とここまで言いつつもペーパードライバーなので、最近は友人たちに助手席に座ってもらって教習をお願いする日々。ソロ運転が出来るようになったらディーラーや中古車ショップで試乗とかしてみて吟味してみます。



シャッターを切り裂いて足場を固める年に

2022年はとりあえず撮影の機会を増やしていきたいと思います。そして経験を積んでレベルアップを。

現状が「機材だけは立派な下手糞」って感じでカメラやレンズに申し訳ないので、なるべく早く「クオリティのボトルネックが自分自身」という状況を打破したいなと。

転職先が思った以上に忙しくて平日はなかなか難しいのですが、平日は平日で「お金を貯める時間」と割り切って、休日を有意義にしていくことを意識したいなと思います。運転と撮影の練習を兼ねた遠出とかね。

そんなこんなでちょっと始動が遅くなってしまいましたが、2022年のはんたりもよろしくお願いします。

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