普段ガンプラを製作する際はエアブラシなどを使って塗装することが多いのですが、今回ちょっとした部分塗装にガンダムマーカーを使ってみたのでご紹介します。
RG サザビー [メカニカルコアメッキ]を作った時にゴールドのパーツの成形色が好みでなく、そのまま組むと悪目立ちしてしまうのでは?と思ったことがガンダムマーカーを使ってみようと思ったキッカケ。せっかくの特別成型のキットですし、エアブラシまで使って塗装するのも何か違うなとなり、今回マーカーを使ってサクッと部分塗装をしてみようと思い至りました。


今回実際に使ったのはガンダムマーカーEX「イエローゴールド」。もう少し彩度薄めのゴールド系もあったのですが、今回は黄色味が強いゴールド感が欲しかったのでこちらを選択。

マーカーということで、パーツに直接ヌリヌリしていきます。コツとして「描いて塗る」というよりは、一か所に塗料溜まりを作ってからそれをペン先で「撫でて広げる」という感じにするとスムーズに塗れたような気がしました。

塗装後がこちら。輝きが違いますね。塗りムラも分かりにくく、概ね綺麗に塗れたのではないかと思います。

前後比較。光の反射や色味が「THEゴールド」という感じになったと思います。数百円の道具とほんの数分の作業でここまで違いが出るのはコスパヨシ!

そして実際に組んでみてもメカニカルコアメッキの空気感に負けていないと思います。全体的に雰囲気もより引き締まった感じ。
メカニカルコアメッキは明暗のコントラストが顕著に出るのですが、ゴールド部分もキラキラさせて同じようにさせると浮かないのかなと思います。

超お手軽にアクセントをつけよう

このお手軽さでここまで雰囲気を変えられるとは思ってなかったのでびっくりしました。もうガンダムマーカーだけでいいんじゃないかな。
もちろん今回はゴールドという色で小さなパーツを塗ったことでここまでの完成度になったと思いますが、練習を重ねたり、ガンダムマーカーエアブラシというアタッチメントを使うことで大きなパーツでも自然に塗れたりと、結構なポテンシャルの塊なのではないかと思います。このガンダムマーカーという道具。
「塗装は敷居が高いし、そもそも場所も時間もない…」という方にも簡単に違う世界を見せてくれるような面白い道具なので、是非まず1本、いかがでしょうか。
それでは。