2024年12月にガンダムベース限定で販売されたRG サザビー [メカニカルコアメッキ] を組んでたのでご紹介したいと思います。
こちらの商品は2024年10月の全日本模型ホビーショーで初公開されたキットで、現地で展示を見たときから気になっていたので今手元にあるのがとても嬉しい一体です。机に置いて眺めてるだけで笑みがこぼれる満足度。

パッケージも明らかに普通のガンプラではないなと一目でわかるような雰囲気でテンションが上がります。いつものRGのパッケージ(頭部アップと全身のCGが並んでる構図)もだいぶ好きですが、この特別感アリアリの雰囲気もたまらないですね。パソコンの壁紙にしたくなる感じ。

しかも中央のテキストは箔押しという。これが2万円の力か…。

パーツも一目で「あ、これはいいやつだぞ?」とわかる雰囲気。表面は透明度の高いクリアパーツ(メカニカルクリアのキットのような透明度)なのですが、パーツの裏面をメッキのような塗料を塗布しているのか独特の質感を持っています。そしてさらにその上からクリアレッドを塗布して統一感を出しているのかなと。
通常のクリアキットは透明な分パーツ自体のディテールを認識しにくいのですが、このキットではパーツの裏から塗料が塗布されているおかげでディテールもバッチリ認識できます。それも本来は組んでしまったら見えなくなるようなパーツの裏のディテールまで…。





フレームや武器パーツは少しグロスがかった黒。ぱっと見は普通ですが、光に当てるなどしてよく見ると細かな粒子が光っているように見えます。

部分部分にあるゴールドのパーツ。これもグロスがかった質感ですが、少し安っぽさが出てしまっているように感じます。赤いパーツの高級感がとんでもないので悪目立ちしてしまうのではと思います。
※ここからゴールドのパーツのみ塗装した状態になります※

そしてこちらがギブバースした姿。ちょっとカッコよさが限界突破してますねコレは。
光に当たる部分はしっかり輝いて、そうでない部分はしっかり暗くなるのでコントラストがはっきりします。こののっぺり感がなさから高級感を感じるのかなと思います。

黒パーツもちょうどいい塩梅のグロスみがあるおかげか、上手く溶け込んでいるような印象です



パーツ裏のディテールまで見えるというのは何とも不思議な感覚ですが、これは本当にカッコいい。そもそも普通なら見えなくなる部分になぜここまでのディテールを…。

ダボ穴などのプラモデル特有の構造も立派なディテールの一つに。通常のクリアキットよりもパーツ裏が目につきやすいので印象が違ってきますね。

私は普段「カトキ氏立ち」させて満足してしまうタイプなのですが、このキットはポーズを取らせてみるとこれまた楽しい。どんなポーズでもよく輝くので”””映え”””ますね。

サザビーは(比較的)大型機ということもあってどこから見ても大迫力。だからこそキット毎の質感の違いが顕著に出る気がします。

可動性についてもRGということで可動する部分が多く、それぞれがよく動くので表情もつけやすいです。肩アーマーの下のバーニアは特に表情付けに便利な印象。


ファンネルも一つ一つパカパカと展開できるので飾り方は無限大。もちろんファンネルたちもメカニカルでコアなメッキなので見栄えヨシ。
組んでヨシ!飾ってヨシ!撮ってヨシ!

非常に満足度の高いキットです。ベースがRGサザビーという組みやすいキット。組んで飾るだけでも棚のレベルを一段も二段も上げてくれるような高級感。そしてどんなにテキトーに撮影してもパソコンやスマホの壁紙を担えるくらいのカッコよさ。発表当初から分かっていたことですが、実際に手元に来てからそのバリューの高さを改めて実感できました。
次のメカニカルコアメッキのキットとして「MG 百式 Ver.2.0」の発売が2025年10月に予定されています。シャア(クワトロ)乗機が続くのは狙っているのか偶然なのか…。個人的にはシナンジュやアカツキなんかも続いて欲しいナァと思います。
こちらのキットはガンダムベース限定キットなので手に入れられるチャンスは限られてしまいますが、どこか良い感じのタイミング(個人差アリ)で再販されることを祈りましょう。
それでは。